大谷翔平 ドジャース本拠地での初登場にファンから大きな歓声

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が24日、ドジャースタジアムで行われたエンジェルスとのオープン戦に2番・指名打者で出場し、ヒットは出なかったものの移籍後、本拠地での初登場にファンが大きな歓声を送りました。

ドジャースの大谷選手は韓国での開幕シリーズを終え、今週28日に迎えるドジャースタジアムでの本拠地開幕戦を前に24日、昨シーズンまで在籍していたエンジェルスとのオープン戦に2番・指名打者で先発出場しました。

試合前の練習ではグラウンド上でエンジェルスの元同僚たちと笑顔でハグを交わす場面もあり、球団を解雇された水原一平氏の違法賭博の問題でファンから心配の声があがる中、ふだんと変わらない明るい様子を見せました。

大谷選手はこの日がドジャースに移籍後、本拠地で出場する初めての試合で、1回、最初の打席に向かうとファンからひときわ大きな歓声で迎えられました。

第1打席は2球目を打ってレフトへのほぼ定位置のフライ、2回、3点をリードした直後、2アウト二塁三塁で迎えた第2打席ではフォアボールを選んで満塁にチャンスを広げ、続く3番・フリーマン選手の押し出しとなるフォアボールで追加点につなげました。

このあと4回の第3打席は変化球にタイミングが合わず空振り三振に倒れ、7回に代打が送られて交代となりました。

大谷選手は、この試合、2打数ノーヒット、フォアボール1つでした。

ドジャースは25日も本拠地でエンジェルスとのオープン戦が予定されていて、大谷選手は水原氏の解雇後初めて報道陣の取材に応じる意向を示しています。