石川 穴水町特産のかきを食べて支援「ジャンボかきまつり」

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県穴水町の特産のかきを食べて、被災地を支援しようという催しが開かれています。

「ジャンボかきまつりin小松」というこの催しは、地震で被害を受けた穴水町のかき業者や被災者を支援しようと、同じ石川県内の能美市や小松市などの事業者の有志で作る実行委員会が企画しました。

会場の小松駅前の市民公園には午前10時のオープン前から大勢の人が列を作り、20分程早くかきの販売が始まりました。

穴水町をはじめ県内産の殻付きの蒸したかきが5個1000円で販売され、訪れた人たちは次々と買い求めて炭火のコンロの上に並べていき、焼きがきにして味わっていました。

夫婦で訪れた女性は「復興の役に立てばと思ってきました。とてもおいしいのでもっと食べたいです」と話していました。

主催者の1人で小松市で会社を経営する鳥竹大樹さんは穴水町の出身で、「ボランティアの人や仲間に支えられてまつりが開催できて感謝しかありません。予想以上に人が来てくれて町の出身者として元気をもらいます」と話していました。

実行委員会では24日の売り上げの一部を穴水町に寄付するほか、来月には加賀市でもかきまつりを開いて支援を続けたいとしています。