競泳 パリ五輪 代表選考【大会8日目の見どころ】激戦制すのは

競泳のパリオリンピックの代表選考を行う“一発勝負”の大会は24日、大会最終日を迎え、女子200メートル個人メドレーでは、東京オリンピック金メダリストの大橋悠依選手と、17歳の成田実生選手、そして21歳の松本信歩選手の三つどもえの激しい争いが予想されます。

NHKでは午後6時半からEテレで中継するとともに、NHKプラスで配信予定です。

東京アクアティクスセンターで行われている、パリオリンピックの競泳の代表選考を行う大会は、決勝で「派遣標準記録」と呼ばれる日本水泳連盟が設定したタイムを突破したうえで、2位以内に入れば個人種目の代表に内定します。

大会は24日、最終日を迎え、あわせて5つの種目で決勝が行われます。

【女子200メートル個人メドレー】
▽東京オリンピックのこの種目の金メダリスト、大橋悠依選手が2大会連続のオリンピック出場をねらいます。
▽400メートル個人メドレーですでに代表に内定している17歳の成田実生選手のほか
▽21歳の大学生、松本信歩選手も力をつけ、実力はきっ抗していて、三つどもえの混戦となりそうです。

【準決勝 結果】派遣標準記録 2:10.70

▽1.大橋悠依 2:12.30
▽2.石川真菜 2:13.61
▽3.成田実生 2:13.75
▽4.長岡海涼 2:13.93
▽5.松本信歩 2:14.55
▽6.貝瀬結香 2:14.99
▽7.佐藤梨央 2:15.42
▽8.佐々木珠南 2:15.61

【女子50メートル自由形】
100メートルバタフライで代表に内定している池江璃花子選手が2種目目の内定を目指します。

【男子100メートルバタフライ】
おととしの世界選手権の銀メダリスト水沼尚輝選手や、2種目目の内定を目指す松元克央選手などが出場します。

【担当記者の注目】三つどもえ激戦制するのは?

担当記者が大会最終日に注目するのが、女子200メートル個人メドレーの三つどもえの争いです。

【大橋悠依】
東京オリンピックの金メダリスト、大橋悠依選手は、この種目が本命種目。400メートル個人メドレーでは4位に終わったものの、当初から200メートルに絞って強化を進めてきていて、気持ちを切り替えて2大会連続のオリンピックの切符をねらいます。
大橋選手は400メートル個人メドレーの決勝後「200メートルの仕様に切り替えて、死ぬ気で代表に入る。泳ぎ自体は悪くない。パリオリンピックの代表に入れなければ自分の水泳は終わりだと思うので、何としてでも代表入りを決められるように頑張りたい」と決意を語っています。

【松本信歩】
その大橋選手と、2月の国内大会で同着で優勝したのが21歳の大学生、松本信歩選手です。
ここまで代表内定はないものの
▽100メートルバタフライでは2位の池江璃花子選手とわずか0秒01差の3位に入り
▽100メートル自由形でも4位となるなど好調をうかがわせています。
松本選手は「バタフライではオリンピック代表内定に届かなかったが自己ベストが出ているし、メインの200メートル個人メドレーに向けた準備はできている。いい流れが作れている」と手応えも口にしています。

【成田実生】
最も勢いがあるのが17歳の成田実生選手です。400メートル個人メドレーでは持ち味の最後の伸びで優勝し、初めてのオリンピックの切符をつかみました。
200メートル個人メドレーでも、去年の日本選手権で大橋選手や松本選手を破っていて「2種目で自己ベストのタイムで優勝して、しっかりオリンピックの代表になることが目標。いい笑顔で2種目の代表内定を決めたい」と意欲を見せています。

「高校生」対「大学生」対「社会人」という三つどもえのこの勝負で、切符をつかめるのは最大2人。それぞれの思いを胸に最終日の戦いに臨みます。

NHKでは、大会8日目、最終日のレースを午後6時半からEテレで中継するとともに、NHKプラスで配信予定です。