坂本花織が3連覇 フィギュア世界選手権女子シングル 56年ぶり

カナダのモントリオールで開かれているフィギュアスケートの世界選手権は22日、女子シングルのフリーが行われ、坂本花織選手がショートプログラム4位から逆転で優勝し、この種目では56年ぶりとなる3連覇を果たしました。

20日に行われた前半のショートプログラムでジャンプにミスが出て4位につけていた坂本選手は、逆転優勝を目指して後半のフリーに臨みました。

坂本選手は冒頭のダブルアクセルを決めると、その後のジャンプもしっかり着氷し、基礎点が上がる後半も3回転フリップと3回転トーループの連続ジャンプ、続くダブルアクセルからの3連続ジャンプ、そして最後の3回転ループも決めて得点を伸ばしました。

さらに演技構成点も全体のトップと会心の演技を見せた坂本選手は、フリーでトップの149.67をマークし合計得点222.96で逆転優勝し、3連覇を果たしました。

この種目での3連覇達成は56年ぶりで、史上8人目です。

また、通算3回の優勝は浅田真央さんに並び日本勢では最多です。