カーリング女子 世界選手権 日本は予選リーグ敗退

カーリング女子の世界選手権に出場している日本は21日、予選リーグの第9戦でアメリカ、第10戦でスウェーデンと対戦しいずれも敗れて通算成績は3勝7敗となり予選リーグ敗退が決まりました。

カナダで行われているカーリング女子の世界選手権は、予選リーグで13チームが総当たりで対戦し、上位6チームがプレーオフに進みます。

日本代表として出場しているSC軽井沢クラブは21日、予選リーグの第9戦でアメリカと対戦しました。

日本は第1エンド、スキップの上野美優選手が正確なドローショットを決めて2点を先制しましたが、3対1で迎えた第4エンド、上野選手のラストショットがミスとなり、アメリカに一挙4点を奪われ3対5と逆転されました。

その後、5対7となって終盤第9エンド、上野選手のドローショットが決まり、2点を取って追いつきますが、最終第10エンドにアメリカに2点を奪われ、7対9で敗れました。

続くスウェーデンとの第10戦は、第1エンド、日本はスキップの上野選手が相手の2つのストーンをはじき出すショットを決めて1点を先制しますが、第5エンドに同点とされると、第7エンドはスウェーデンの正確なショットに苦しみ2点を奪われて1対3とされました。

続く第8エンドで日本は1点を返しますが、第9エンドにスウェーデンに2点を追加されると、最終第10エンド、日本は1点しか取れない形勢となり、途中で負けを認めて3対5で敗れました。

これで日本代表として世界選手権初出場となったSC軽井沢クラブは通算成績が3勝7敗となり、残り2戦を残して予選リーグの敗退が決まりました。