フィギュア世界選手権 男子シングルSP 宇野昌磨が首位

カナダで開かれているフィギュアスケートの世界選手権は、21日、男子シングルのショートプログラムが行われ、3連覇をねらう宇野昌磨選手が首位に立ち、鍵山優真選手がわずかの差で2位につけました。

宇野選手は前半のショートプログラムで冒頭の4回転フリップを完璧に決めて高い出来栄え点を得ると続く4回転トーループからの連続ジャンプや後半のトリプルアクセルもきれいに決めました。

さらに、スピンやステップでも最高評価のレベルフォーを獲得し今シーズンの世界最高得点となる107.72をマークし首位に立ちました。

一方、鍵山選手もすべてのジャンプをしっかりと決め、スピンやステップもすべてレベルフォーを獲得し、106.35で2位につけました。

さらに、今シーズンのグランプリファイナルで優勝したアメリカのイリア・マリニン選手が105.97の3位で続き、首位から3位までがわずか1.75差と優勝争いは接戦となっています。

初出場の三浦佳生選手は85.00で10位と出遅れました。

また、ペアは後半のフリーが行われ、三浦璃来選手と木原龍一選手のペアは、前半2位からの逆転をねらい、フリーでトップの144.35をマークしましたが、合計得点217.88でカナダのディアナ・ステラートデュデク選手とマキシム・デシャン選手のペアに及ばず、2位となり大会連覇はなりませんでした。