サッカーW杯 2次予選 日本は北朝鮮に競り勝ち 3連勝

サッカーワールドカップアジア2次予選で、日本は21日夜、東京の国立競技場で北朝鮮と対戦し、1対0で勝ち、3連勝としました。

ワールドカップアジア2次予選は4チームがホームアンドアウェー方式で争い世界ランキング18位の日本はここまで2連勝で勝ち点を「6」としてグループの首位に立っています。

21日夜は、国立競技場に6万人近くの観客が訪れる中、世界114位の北朝鮮と対戦しました。

日本はエースナンバーの「10」を背負う堂安律選手やベスト8だったアジアカップで全5試合にフル出場した21歳の鈴木彩艶選手などが先発しました。

そして、開始直後の前半2分にシュートのこぼれ球に反応した堂安選手からのパスを受けた田中碧選手がゴール右隅にねらい澄ましたシュートを決めて、先制点を奪いました。

さらに、前半終了間際には中盤でボールを奪った南野拓実選手から鮮やかにパスをつなぎ、最後は堂安選手がゴールキーパーと1対1になる絶好のチャンスをつくりましたが、シュートは阻まれ1対0で折り返しました。

後半は、北朝鮮がロングボールなどを使った攻撃を展開し、シュートを打たれる場面もありましたが、5試合失点が続いていたゴールキーパーの鈴木選手が落ち着いた守備で、最後までリードを守り抜きました。

日本は1対0で勝ち、2次予選を3連勝として勝ち点を「9」に伸ばしました。