花畑に「懐かしの昭和」がテーマの等身大かかし 静岡 松崎町

静岡県松崎町の花畑に人の姿を等身大で表現した、かかしが設置され、訪れた人たちを楽しませています。

かかしがあるのは、松崎町那賀地区にある3ヘクタールの田んぼにつくられた花畑です。

20日は、町おこしに取り組むグループのメンバーなど、およそ30人が集まり、紙粘土や古着などで作った合わせた44体のかかしを、木のくいやゴムひもを使って立てていきました。

ことしのテーマは「懐かしの昭和」で、自転車の荷台に豆腐をのせて売り歩く人や、街頭テレビで力道山のプロレス中継を見る人の姿が生き生きと表現されています。

花畑には黄色やオレンジ色の花が咲いていて、訪れた人はユニークなかかしを楽しんでいました。

静岡県長泉町から子どもと一緒に訪れた女性は「おもしろいです」と話していました。

かかしを作ったグループの代表、稲葉里き江さんは「昭和の懐かしい光景を再現してみました。『こんなことあったね』などと話が盛り上がってくれたらうれしいです」と話していました。

このかかしは、4月14日まで設置されるということです。