サッカー日本代表 W杯2次予選 21日の北朝鮮戦に向け公式練習

サッカー日本代表は、21日に行われるワールドカップアジア2次予選の北朝鮮戦に向けて、試合会場の国立競技場で公式練習に臨み、森保一監督が「相手は闘志を前面に出してくるので、球際の戦いを覚悟しながら試合を優位に進めたい」と決意を示しました。

ワールドカップアジア2次予選で世界ランキング18位の日本は、ここまで2連勝で勝ち点を「6」としてグループの首位に立ち、21日に世界114位の北朝鮮と対戦します。

20日は、試合会場の国立競技場での公式練習に臨み、大粒の雨が降る中、おととしのワールドカップカタール大会以来の代表復帰を果たした37歳の長友佑都選手や、久保建英選手などが、時折、大きな声を出しながらボール回しをしたり、サイドからの攻撃の連係を確かめたりしました。

練習のあとキャプテンの遠藤航選手は、準々決勝で敗退したアジアカップを踏まえ、「大会後、選手のみんながいろいろな思いを抱えながら所属クラブでプレーし、気持ちを新たにポジティブなエネルギーを持って代表にきていると思う。あすは、個々の勝負に勝ってチャンスを作っていきたい」と意気込みを話しました。

また、森保監督は「相手は非常に個々の能力が高く、闘志を前面に出してくるチームだ。球際の戦いを覚悟しながら試合を優位に進めたい」と決意を示しました。

日本と北朝鮮の試合は、21日午後7時20分から国立競技場で行われます。