石川県 仮設住宅 3月中に約5000戸まで着工できる見通し

石川県は能登半島地震の被災地で建設している仮設住宅について、今月中に着工できる戸数が目標としていた4600戸を上回り、およそ5000戸まで着工できるという見通しを示しました。

19日に開かれた石川県の災害対策本部会議で、馳知事は被災地で建設している仮設住宅について、「あすまでに4730戸が着工される見込みだ」と述べました。

そして、今月中の目標としていた4600戸の着工を上回るペースで作業が進んでいて、月内におよそ5000戸まで着工できる見通しになったとしています。

これまでに合わせて695戸の仮設住宅が完成したということで、各地で入居が始まっています。

馳知事は「用地を提供してくれた自治体や工事関係者に感謝したい。希望する被災者が希望するタイプの仮設住宅に8月いっぱいまでに入れるようにする目標を持っている」と述べました。