都内で20代男性 はしか感染を確認 3月に入って3人目

都は都内で20代の男性がはしかに感染していると発表しました。3月に入って都が感染確認を発表するのは3人目です。

都によりますと、はしかの感染が確認されたのは都内に住む20代の男性です。

男性は2月下旬、東南アジアから帰国し、3月10日ごろから発熱やせき、それに目の充血などの症状が出たことから、医療機関を受診したところ、18日、はしかと診断されました。

現在は自宅で療養中だということです。

男性は3月10日の夜に新宿区内の飲食店を、12日の昼に千代田区内の飲食店を、それぞれ訪れていました。

はしかは空気感染で広がり、感染力が極めて強いため、都は男性が利用した飲食店などの情報をホームページで公開しています。

都が感染者の確認を発表したのは3月に入って3人目で、都は症状が疑われる場合は事前に医療機関に連絡したうえで受診し、移動の際は公共交通機関の利用を控えるよう呼びかけています。