勤務中に女子トイレを盗撮 藤沢市の職員を懲戒処分

神奈川県藤沢市の42歳の男性職員が勤務中に市役所の女子トイレで盗撮したとして、停職6か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは藤沢市人権男女共同平和国際課に勤務する42歳の課長補佐の男性です。

市によりますと、2023年10月の勤務時間中、市役所の女子トイレに女性職員のあとから入り、個室のドアの上からスマートフォンで盗撮したということです。

女性職員が物音に気付いて警察に通報したもので、課長補佐は合わせて2人の女性職員を盗撮したとして、県の迷惑行為防止条例違反などの疑いで書類送検され、罰金40万円の略式命令を受けました。

聞き取りに対し、「ストレスからやってしまった。深く反省している」と話したということで、市は19日に停職6か月の懲戒処分としました。

課長補佐は退職したということです。

藤沢市総務部の中山良平部長は「極めて遺憾であり、被害に遭った職員に深くおわび申し上げます。職員に対し指導を徹底するとともに、市民の皆様の信頼回復に努めます」と話していました。