道頓堀のファストフード店に設置されていた「カーネル・サンダース人形」は1985年に阪神タイガースがリーグ優勝した際、当時3冠王を獲得したバースさんに似ているとして、熱狂的なファンが胴上げして道頓堀川に投げ込み、行方が分からなくなりました。
阪神はその後、長い低迷が続き、ファンの間では「カーネル・サンダースの呪い」とも言われてきましたが、24年後の2009年、川沿いにある遊歩道の整備作業中に発見され、大阪・福島区にあるファストフード店の運営会社の支店に保管されていました。
「カーネル人形」を供養 1985年道頓堀川で不明 24年後“生還”
1985年に阪神タイガースのファンによって大阪・道頓堀川に投げ込まれ、24年後に発見された「カーネル・サンダース人形」について、保管していた会社は老朽化のため保存が難しくなったとして、神社で人形供養を行ったことを発表しました。
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しかし、地上に戻ってから15年がたち、塗装が剥がれ落ちたり穴が空いたりするなど老朽化が進んだということで、運営会社は保存が難しくなったとして今月8日、大阪の住吉大社で人形供養を行ったことを発表しました。
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人形を保管してきた「日本KFCホールディングス」は「『奇跡の生還』を果たした人形とお別れすることは非常に残念ですが、プロ野球ファンをはじめ多くの人に愛されてきた人形には『ありがとう』の気持ちでいっぱいです」としています。