政府 最低賃金引き上げ目標 “より早い達成に努力”武見厚労相

最低賃金を2030年代半ばまでに1500円に引き上げるとした政府の目標について、武見厚生労働大臣は、33年ぶりの高い水準の賃上げ率となった春闘の動向も踏まえ、賃上げの流れを波及させることで、より早く達成できるよう努力する考えを示しました。

物価上昇を上回る持続的な賃上げを実現するため、政府は、去年、全国平均で時給1000円を超えた最低賃金について、2030年代半ばまでに1500円に引き上げることを目標に掲げています。

これについて、武見厚生労働大臣は19日の参議院予算委員会で、連合の集計で33年ぶりの高い水準の賃上げ率となった春闘の動向を踏まえ「賃金引き上げの流れを確実なものとし、最低賃金の引き上げにも取り組む姿勢が重要だ」と述べました。

そのうえで「賃上げを中小企業にも波及させ、よりよい経済状況の好循環を作ることができれば、各地域での最低賃金の引き上げもより確実に可能になってくる。2030年代を目標とはしているが、できるだけ早く最低賃金の引き上げに努力する必要がある」と述べました。