フィギュアスケート世界選手権 坂本花織らが公式練習

フィギュアスケートの世界選手権がカナダで開幕するのを前に、シングルで女子選手として56年ぶりの3連覇を目指す坂本花織選手や男子シングルで初優勝をねらう鍵山優真選手が試合会場で練習を行いました。

フィギュアスケートの世界選手権は、カナダのモントリオールで現地時間の18日に開幕します。

前日の17日、出場する選手たちが公式練習に臨み、このうち、シングルで女子選手として56年ぶりの3連覇を目指す坂本選手は、ショートプログラムの曲をかけた練習を行いました。

坂本選手はコンビネーションジャンプで転倒するとすぐに曲を止めて踏み切る際の足の動きを確認し、曲の始めから滑り直すと今度はすべてのジャンプを着氷させてしっかり修正していました。

坂本選手は会場を出る際には笑顔を見せ「まあまあだ。到着2日目にしてはよい方だった」と話していました。

一方、男子シングルで初優勝を目指す鍵山選手はフリーの曲をかけて練習しました。

ジャンプで転倒するなどのミスも見られましたが、練習後、鍵山選手は「調子はここから上げていく。落ち着けば大丈夫だと思うのでいいイメージをしっかり持ちながらやっていきたい」と話していました。