石川 輪島の高校野球部が活動を再開 選手たちがグラウンド整備

本格的に活動を再開したのは、輪島市門前町にある県立門前高校の野球部です。

16日、能登半島地震の発生以降初めて、選手たちが学校の近くにあるグラウンドに集まりました。

グラウンドは、一部に亀裂が見られるなど被害を受けていて、選手たちは新しい土を入れたり、道具を使ってならしたりして整備しました。

高校によりますと、野球部の半数余りは能登地方の出身で、中には、今も金沢市などに2次避難している選手もいるということです。

市内ではいまだに断水が続くなど厳しい状況が続いていますが、道路状況が少しずつ改善していることや保護者の協力が得られるようになってきたこともあり、再開を決めたということです。