カブス 鈴木誠也 オープン戦でホームラン2本含む3打数3安打

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手がロイヤルズとのオープン戦でホームラン2本を含む3打数3安打と活躍しました。鈴木選手はオープン戦の打率が4割4分と好調を続けています。

大リーグ3年目の鈴木選手は16日、アリゾナ州メサでロイヤルズとのオープン戦に2番・ライトで先発出場し、第1打席は1アウトランナーなしから速球を捉えて左中間スタンドへ先制のソロホームランを打ちました。

カブスは3番のベリンジャー選手、4番のゴームス選手もソロホームランを打ち、鈴木選手から3者連続のホームランとなりました。

3回の第2打席はセンター前ヒットを打ち、鈴木選手は二塁への盗塁も決めるなど足でもアピールしました。

そして、4回の第3打席は2アウト一塁から左中間スタンドの上段に特大のツーランホームランを打ち、この試合はホームラン2本を含む3打数3安打、3打点、1盗塁と活躍しました。

ここまでオープン戦10試合に出場して打率4割4分と好調を続けている鈴木選手は「1日1日、微調整をしながら日に日にいい感覚で打席に入れるようになっているので、そこはいいのかなと思う。今はいろいろと試す期間なので結果よりも打席の入り方やバッティングの内容を重視している」と話しました。

それでも、2本目のホームランを打った第3打席については「初球を見送った時の感覚がよくなかった。ボールになったので有利なカウントになっていい結果になったが、シーズンに入ればそんなに甘くいかない。ああいう1球の甘さから隙を見せるといい結果が生まれなくなるので、集中力や考え方を修正していきたい」と反省も忘れませんでした。