バドミントン 山口茜 世界1位に勝利で決勝進出 全英オープン

バドミントンの全英オープンは16日、準決勝が行われ、女子シングルスで世界ランキング4位の山口茜選手が世界1位の韓国の選手に競り勝って、決勝に進みました。

バドミントンの全英オープンは100年以上の歴史があり、世界選手権などの次に格付けされことしはパリオリンピックの出場権獲得に向けたポイントレースの最終盤の大会となります。

16日、各種目の準決勝が行われ女子シングルスでは山口選手が前の週のフランスオープンの決勝で敗れた世界1位の韓国のアン・セヨン選手と対戦しました。

ことし1月に足のけがから復帰した山口選手は試合を重ねるたびに調子を上げていて、第1ゲームは正確なショットとミスの少ない試合運びで21対10と大差でとりました。

第2ゲームは一転して均衡した展開となり、65回のラリーが続く場面もあるなど激しく競り合った末に19対21で落としました。

そして最終の第3ゲームで山口選手は運動量を落とさず相手が決めに来たショットも粘り強く返してミスを誘い、最後は21対14と突き放してゲームカウント2対1で競り勝ち、決勝に進みました。

山口選手が全英オープンの決勝に進むのは初優勝したおととし以来、2年ぶりです。

女子ダブルス 志田・松山ペアが決勝進出

また、女子ダブルスでは世界5位の志田千陽選手と松山奈未選手のペアが、世界11位の宮浦玲奈選手と櫻本絢子選手のペアとの日本勢対決をストレートで制して決勝に進みました。

志田選手と松山選手のペアが決勝に進むのも、初優勝したおととし以来、2年ぶりです。