鳥取 大山で男性1人発見 死亡確認 雪崩に巻き込まれた1人

3月2日に鳥取県の大山で起きた雪崩に巻き込まれ、行方がわからなくなっている男性2人の捜索に当たっていた警察などは、16日、山の中腹で、意識不明の男性1人を発見しました。男性は行方が分からなくなっていた52歳の会社役員で、その後、死亡が確認され、警察は17日も残りの1人の行方を捜索することにしています。

16日午後3時ごろ鳥取県の大山の中腹で、意識不明の男性を警察と県山岳・スポーツクライミング協会の捜索隊が発見しました。

男性はヘリコプターで搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。

警察によりますとこの男性は今月2日、雪崩に巻き込まれて行方が分からなくなっていた2人のうち、福岡市博多区の会社役員、武田 豊史さん(52)と確認されたということです。

警察は、16日、現場の天候が回復したことなどから県山岳・スポーツクライミング協会の協力も得ておよそ40人で本格的な捜索をしていました。

警察では17日以降も行方が分かっていない男性1人の捜索を続けることにしています。