レイズ 上沢直之 オープン戦で先発登板 4回1失点と好投

大リーグ、レイズとマイナー契約を結んでいる上沢直之投手がオリオールズとのオープン戦に先発登板し、4回を投げて1失点と好投しました。

レイズとのマイナー契約から大リーグ昇格を目指す上沢投手は15日、フロリダ州で行われたオリオールズとのオープン戦に先発登板しました。

1回はヒットとフォアボールで1アウト一塁二塁のピンチを背負いましたが、相手の4番と5番バッターから2者連続で空振り三振を奪って切り抜け、2回と3回もランナーを出しながら無失点に抑えました。

4回はスリーベースヒットを打たれ、続くバッターに犠牲フライを許して1点を失いましたが、4回を投げてヒット3本、1失点、3奪三振の内容でマウンドを降りました。

上沢投手はこの試合の前までオープン戦3試合に登板して防御率が20点台と苦しんでいましたが、この日は持ち味のコントロールが安定して好投し大リーグ昇格をアピールしました。

上沢投手は「きょうは結果うんぬんより自分が今まで日本でやってきたピッチングをしてゆっくり投げることだけを意識した。そうしたら割と自分の中でも想像していたようなボールがいったので、これを続けていけばいいのかなという感じがあった」と手応えを話していました。

また、レッドソックスの吉田正尚選手はフロリダ州でのツインズ戦に4番・レフトで先発出場し、3打数ノーヒットでした。