スノーボードW杯スロープスタイル 女子は日本勢が表彰台独占

スノーボードワールドカップのスロープスタイル決勝がフランスで行われ、女子は19歳の村瀬心椛選手が優勝し、鬼塚雅選手が2位、岩渕麗楽選手が3位に入り、日本勢が表彰台を独占しました。

男子も木俣椋真選手が初優勝を果たし、男女ともに日本勢が実力を示しました。

スノーボードのワールドカップは15日、フランスでレールなどの障害物やジャンプ台が設置されたコースを滑って技を繰り出し、難度や完成度を競うスロープスタイルの男女決勝が行われました。

このうち雪が降る中で行われた女子は、北京オリンピックのビッグエアで銅メダルを獲得した村瀬選手が2回目のランで流れのある滑りから次々とエアを決め、90.00の高得点で優勝しました。

村瀬選手は「難しいコンディションだったが日本勢が表彰台を独占できてとてもうれしい」と話していました。

また、ともに北京オリンピック代表で25歳の鬼塚選手が2位、22歳の岩渕選手が3位に入り、日本勢が表彰台を独占しました。

一方、男子は21歳の木俣選手が高さのあるエアを見せてただ1人の90点台となる93.75をマークし、ワールドカップ初優勝を果たしました。

また、18歳の長谷川帝勝選手も3位に入り、日本勢が男女ともに世界トップレベルの実力を示す結果となりました。