【動画】JR北陸本線 金沢-敦賀の運行終了「しらさぎ」最終列車

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に伴って、この区間のJR北陸本線の運行が終わり、第三セクターに引き継がれました。

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に伴って、この区間では、JR北陸本線の運行が終わって第三セクターに引き継がれ、このうち石川県加賀市の大聖寺駅から敦賀駅までは「ハピラインふくい」の運行となりました。

JR福井駅では、15日夜11時50分すぎに特急「しらさぎ」の最終列車が、金沢駅に向けて出発すると、集まった人たちは写真や動画を撮ったり、手を振ったりして見送っていました。

そして、16日午前0時すぎに最後の普通列車が到着し、それを迎えるセレモニーで、JR西日本金沢支社の岡久資副支社長が「多くの皆様に迎えていただけたことに驚いている。北陸本線の歴史の重さではないかと思う。これまでありがとうございました」とあいさつしました。

金沢・敦賀間のJR北陸本線は国鉄時代も含めて120年以上の歴史に幕を閉じました。

見送りに来た40代の女性は「過去の思い出がたくさんよみがえって、泣いてしまいました。子どもが3歳の時から乗り始めて、電車とともに成長させてもらいました。ありがとうという感じです」と話していました。