東京 杉並の小学校 児童の水筒から異常な味 学校は警察に相談

14日、東京 杉並区の小学校で、児童が持参した水筒の水を口に含んだところ異常な味がしたと訴えたため、学校は警察に相談するとともに水筒を提出しました。

杉並区などによりますと、14日午前11時半ごろ区立桃井第四小学校の教室で、児童が持参した水筒の水を口に含んだところ、異常な味を感じたと訴えました。

児童は水をすぐに吐き出し、今のところ健康への影響は出ていないということです。

学校は警察に相談するとともに、水筒と中に入っていた液体を提出しました。

学校は15日、この児童と同じ学年を対象に集会を開き、状況を説明するとともに情報提供などを呼びかけたということです。

杉並区内では先月19日、区立杉並第九小学校の児童が下校後に水筒のお茶を飲もうとしたところ変な味がしたと訴える事案が起き、学校は塩素のようなにおいのする液体に中身が入れ替えられたとみて警察に相談しています。

白石高士教育長は「児童や保護者などにご心配、ご迷惑をおかけしています。教育委員会としては、警察の捜査の状況を見守るとともに、今後も関係機関と連携を図りながら、学校の安全管理を徹底していきます」とコメントしています。