電気事業連合会 新会長 4月から中部電力 林社長が就任へ

大手電力会社で作る電気事業連合会の新しい会長に、4月から中部電力の林欣吾社長が就任することになり、15日の記者会見で、ことし本格化するエネルギー基本計画の見直しに向けた検討にしっかり参加したいと抱負を述べました。

発表によりますと、2020年から電気事業連合会の会長を務めている九州電力の池辺和弘社長に代わって、中部電力の林社長が4月1日付けで新しい会長に就任します。

林氏は三重県出身の63歳。1984年に中部電力に入社し、東京支社長や専務などを経て、2020年から社長を務めています。

林氏は15日の記者会見で、「ことしはエネルギー基本計画の見直しに向けた議論が開始されるなど、業界にとってとても重要な年だと考えている。将来にわたって国や人々の暮らしを支える持続可能なエネルギーの構築に向けて、実務を担う立場からしっかりと検討に参加したい」と抱負を述べました。