サッカーU-23 強化試合の日本代表メンバー 細谷ら26人を発表

パリオリンピック出場をかけて、4月からアジア最終予選に臨む23歳以下の日本代表は、最終予選前の最後の強化試合として、▽3月22日に京都府亀岡市でマリ代表と▽25日に北九州市でウクライナ代表と対戦します。

15日に大岩剛監督が都内で記者会見し、強化試合に向けた26人のメンバーを発表しました。

この中では、▽年齢制限のない日本代表として、ことしアジアカップに出場したレイソルのフォワード、細谷選手や▽FC東京でキャプテンを務める20歳のミッドフィルダー、松木選手など世代の中心選手が選ばれました。

FC東京からは、▽ゴールキーパーの野澤大志ブランドン選手▽ディフェンダーのバングーナガンデ佳史扶選手▽フォワードの荒木遼太郎選手の合わせて4人が選ばれました。

また、▽ベルギー1部リーグのシントトロイデンでプレーするミッドフィルダーの藤田譲瑠チマ選手や、山本理仁選手など、海外組が5人選ばれました。

パリオリンピックの出場権をかけたアジア最終予選は、16チームが参加して4月から5月にかけてカタールで行われ、日本は1次リーグで
▽韓国、▽UAE＝アラブ首長国連邦、▽中国と対戦します。

この大会で3位までに入ればオリンピックの出場権を獲得し、4位は、オリンピック出場をかけてアフリカの代表チームとのプレーオフに回ります。

23歳以下の日本代表を率いる大岩剛監督は「強化試合で対戦するマリ代表とウクライナ代表は、すでにパリオリンピックの出場権を獲得している強豪チームだ。2つの試合で修正すべき点を明確にして、最終予選に向けていい準備としたい」と意気込みを話しました。

また、年齢制限のない日本代表として、アジアカップを戦った細谷真大選手について「センターフォワードとしての役割を果たしたうえで、これまでの経験を、ほかの選手たちに伝えてくれればチームとして、ものすごく力になる」と期待感を示しました。

パリオリンピック出場をかけたアジア最終予選前の最後の強化試合に臨む23歳以下の日本代表のメンバー26人です。

▽ポルトガル1部リーグ、ベンフィカの小久保玲央ブライアン選手（23）
▽J2　ジェフ千葉の藤田和輝選手（23）
▽J1　FC東京の野澤大志ブランドン選手（21）

▽ドイツ2部リーグ、デュッセルドルフの内野貴史選手（23）
▽J1　浦和レッズの大畑歩夢選手（22）
▽J1　セレッソ大阪の西尾隆矢選手（22）
▽J1　FC東京のバングーナガンデ佳史扶選手（22）
▽J1　北海道コンサドーレ札幌の馬場晴也選手（22）
▽J1　ガンバ大阪の半田陸選手（22）
▽J1　柏レイソルの関根大輝選手（21）
▽J1　ジュビロ磐田の鈴木海音選手（21）
▽J1　川崎フロンターレの高井幸大選手（19）

▽J1　FC町田ゼルビアの平河悠選手（23）
▽J1　東京ヴェルディの山田楓喜選手（22）
▽ドイツ1部リーグ　ブレーメンの佐藤恵允選手（22）
▽J1　京都サンガの川崎颯太選手（22）
▽ベルギー1部リーグ　シントトロイデンの山本理仁選手（22）
▽ベルギー1部リーグ　シントトロイデンの藤田譲瑠チマ選手（22）
▽J1　アルビレックス新潟の小見洋太選手（21）
▽J1　湘南ベルマーレの田中聡選手（21）
▽J1　FC東京の松木玖生選手（20）

▽J1　FC町田ゼルビアの藤尾翔太選手（22）
▽J1　柏レイソルの細谷真大選手（22）
▽J1　東京ヴェルディの染野唯月選手（22）
▽J1　横浜F・マリノスの植中朝日選手（22）
▽J1　FC東京の荒木遼太郎選手（22）