自民 政治刷新本部会合 安倍派幹部ら処分求める意見など相次ぐ

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、自民党は「政治刷新本部」の会合を開きました。安倍派幹部らに対する厳しい処分を求める意見や、派閥の元会長の森 元総理大臣を含む関係者に話を聴くべきだという指摘などが相次ぎました。

今回の問題を受けて自民党は先週に続き、14日夕方、すべての所属議員を対象に「政治刷新本部」の会合を開き、党改革などについて意見を交わしました。

冒頭、岸田総理大臣は「『議論が大事だ』という強い声を受けて、また集まってもらった。政治の信頼を回復する道は厳しく険しいが、自民党が変わらなければならないという思いで引き続き共に努力していきたい」と述べました。

会合では、出席者から安倍派幹部らに対する厳しい処分を求める意見や、実態解明に向けてかつて派閥の会長を務めた森 元総理大臣など関係者にも話を聴くべきだという指摘などが相次ぎました。

これを受けて岸田総理大臣は「実態究明のために関係者の話を聴くべきという意見もいただいたので、対応を考えたい」と述べました。