能登半島地震で学校が被災し、系列校のある山梨県に移って練習してきた日本航空石川は14日、甲子園球場で正午から30分間、練習を行いました。
元気よくグラウンドに入った選手たちはシートノックで初めてプレーする甲子園球場の土や芝の感触を確かめたほか、投手陣もマウンドに上がって交互に投球練習を行い、試合本番に向けて調整を進めていました。
選手たちの帽子のつばの裏には「笑顔・感謝・恩返し」や、「共にがんばろう石川」などのことばが書かれていて、キャプテンの寳田一慧選手は「すばらしい場所で野球ができることに感謝して、自分たちのプレーをしっかりしたうえで、笑顔などを応援してくれる人たちに届けたい」と話していました。
また、去年秋の明治神宮大会で優勝した星稜も14日、甲子園での練習に臨みました。
星稜は、強力な打線が持ち味で、バッティング練習では外野に大きな当たりを飛ばしていました。
星稜のキャプテン、芦硲晃太選手は「いよいよ大会が始まるんだというワクワクした気持ちが芽生えました。高校生らしく星稜らしく堂々とプレーする姿を多くの人に見てもらいたいです」と話していました。
▽星稜は大会1日目の第2試合で和歌山の田辺高校と
▽日本航空石川は大会6日目の第1試合で茨城の常総学院と対戦します。
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高校野球 能登半島地震で被害 石川から出場の2校が甲子園練習
今月18日に開幕するセンバツ高校野球を前に、能登半島地震で被害を受けた石川県から出場する日本航空高校石川と星稜高校の選手たちが、甲子園球場での練習に臨みました。
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