ウクライナ 石油関連施設など ロシアの重要施設を標的に反撃

ロシアでは13日、石油関連施設などを狙った無人機攻撃が2日連続で行われたほか、治安機関の建物にも攻撃が仕掛けられたということでウクライナは、前線で攻勢を強めるロシアの重要施設を標的に反撃を続けています。

ロシアでは13日にかけて、ウクライナの無人機による石油関連施設などを狙った攻撃が相次ぎました。

このうち
▽中部のリャザン州では石油精製施設で火災が発生してけが人が出たほか
▽北西部のレニングラード州でも石油精製施設に攻撃を仕掛けようとしたウクライナの無人機を撃墜したとそれぞれの知事が発表しました。

ロシアでは前日にも西部ニジニ・ノブゴロド州でロシア第2の石油会社「ルクオイル」の製油所が攻撃を受けて火災が発生しています。

さらにロシア国営のタス通信は13日、ウクライナと国境を接する西部のベルゴロド州にあるロシアの治安機関、FSB=連邦保安庁の建物にも無人機攻撃が仕掛けられたと伝えています。

今のところけが人は出ていないということですが、ウクライナは、前線で攻勢を強めるロシアの重要施設を標的に反撃を続けています。