日本ゴールドディスク大賞 ザ・ビートルズ 最多9回目の受賞

去年1年間にCDや音楽配信などの売り上げが最も多かったアーティストに贈られる「日本ゴールドディスク大賞」が発表され、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門では、イギリスの伝説的ロックバンド「ザ・ビートルズ」が、過去最多の9回目となる受賞を果たしました。

日本ゴールドディスク大賞は、音楽産業の発展に大きく貢献したアーティストや作品に対して日本レコード協会が毎年、部門ごとに贈っています。

このうち、CDや音楽ビデオ、それにインターネットでの音楽配信などを合わせた去年1年間の売り上げが最も多かったアーティストに送られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、洋楽部門でイギリスの伝説的ロックバンド「ザ・ビートルズ」が3年連続で選ばれ、過去最多の9回目の受賞を果たしました。

「ザ・ビートルズ」は去年、メンバーだったジョン・レノンさんが生前に残した音源にAIを活用して完成させた新曲「ナウ・アンド・ゼン」や、ベストアルバムの新版を発売していて、▽アルバムの売り上げ枚数が14万4979枚、▽音楽配信のダウンロードが5万7578回などとなっています。

また、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、男性9人のアイドルグループ「Snow Man」が3年連続で受賞しました。

「Snow Man」は、「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門など合わせて7つの賞を受賞し、売り上げ枚数は▽アルバムが141万4093枚、▽音楽ビデオが181万7687枚などとなっています。

「Snow Man」のメンバーのラウールさんは、「応援してくださるファンの皆様、支えてくださっているスタッフのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」などとコメントしています。