イトーヨーカ堂 首都圏6店舗で閉鎖を決定や検討 構造改革で

大手スーパーのイトーヨーカ堂は、構造改革の一環として、首都圏の6店舗で閉鎖を決めたり検討したりしていることを明らかにしました。

イトーヨーカ堂は、去年2月までの1年間の決算が3年連続の最終赤字となるなど業績の不振が続き、店舗の大幅な削減を含めた構造改革を進めていて、すでに北海道と東北から撤退する方針を固めています。

こうした中、会社では首都圏の6つの店舗で年内の閉鎖を決めたり、検討したりしていることを明らかにしました。

具体的には
▽東京 昭島市の「拝島店」を来月下旬に
▽埼玉県川越市の「食品館川越店」を7月下旬に
それぞれ閉鎖する方針を決めました。

また
8月ごろに
▽埼玉県三郷市の「食品館新三郷店」と
▽横浜市の「綱島店」

9月ごろに
▽千葉県習志野市の「津田沼店」

10月ごろに
▽千葉県柏市の「柏店」の

4店舗について閉鎖する方向で検討を進めているとしています。

会社では、首都圏を中心に事業を集中させる方針ですが、首都圏でも収益性や成長性などを踏まえて店舗網を精査したとしていて、業績の改善に向け、引き続き全国で店舗の削減を進めていくということです。