石川県 避難者1万人下回る 被害確認された住宅は8万棟超

石川県によりますと、能登半島地震を受けて避難所に身を寄せている人は、避難していた人が自宅に戻ったり、仮設住宅に入ったりするなどしたことから、12日午後2時の時点で1万人を下回り、合わせて9760人となりました。

このうち
▽市や町の1次避難所に避難している人が4801人
▽ホテルや旅館の2次避難所に避難している人が4218人などとなっています。

馳知事は、12日の災害対策本部会議のあと記者団に対し「自宅にいても避難所にいても被災者が支援を受けられるようにすることが行政の責任だ。被災者が安心して暮らせるようインフラの復旧や住宅の確保を進めていく」と述べました。

被害確認された住宅は8万棟超

一方、石川県内で被害が確認された住宅の数は8万棟を超えました。

石川県によりますと、12日午後2時の時点で、県内では能登地方を中心に8万640棟の住宅で被害が確認されました。

自治体別の内訳は、全壊、半壊、一部損壊などを合わせて
▽七尾市が1万6213棟
▽輪島市が1万4770棟
▽珠洲市が8676棟
▽志賀町が6940棟
▽金沢市が6355棟
▽能登町が6156棟
▽穴水町が4027棟などとなっています。