NMB48「献血応援隊」に就任 若者の献血者減少で協力呼びかけへ

若者の献血者数が減る中、協力を呼びかけようと、大阪を拠点に活動するアイドルグループのメンバーが「献血応援隊」に就任することになり、記念の式典が開かれました。

大阪府赤十字血液センターによりますと、大阪府内で献血をした人のうち、10代から30代の割合は、▽2018年度は36.8%でしたが、▽昨年度は33.2%と、若い世代が占める比率が低下傾向にあります。

こうした中、若者に献血の必要性を訴え、協力を呼びかけようと、大阪を拠点に活動するアイドルグループ「NMB48」の平山真衣さんなど4人のメンバーが「献血応援隊」に就任することになり、12日、大阪市内で式典が開かれました。

式典では、大阪府赤十字血液センターの平山文也所長が「皆さんには強力なインフルエンサーとして、多くの人に向けて情報を発信してもらいたい」と述べました。

4人は今後、献血に関連するイベントに参加するほか、SNSなどで協力を呼びかけることにしています。

NMB48の平山さんは「献血は命そのものだと思っています。特に若い世代に興味を持ってもらい、献血を始めるきっかけになってもらえるよう取り組んでいきたいです」と話していました。