自民 去年の党員数 前年より3万人余減少 政治資金問題が原因か

自民党は去年の党員数が前の年より3万人余り減少し、およそ109万人だったと発表しました。派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で国民の不信を招いたことなどが原因と考えられるとしています。

自民党は、去年の年末時点でまとめた党員数が前の年より3万3000人余り減り、109万1075人だったと発表しました。

これについて金子組織運動本部長は役員連絡会で、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題が表面化し、国民や党員の不信を招いたことなどが原因と考えられると報告しました。

役員連絡会のあと梶山幹事長代行は記者会見で、党員の増加には信頼回復が必要になると指摘し「ことばだけでなく行動も含めてどう信頼を回復するかだ。国民に説明し、理解してもらいながら党員の獲得活動を進めたい」と述べました。