過労で静養の吉田統合幕僚長 約1か月ぶりに公務復帰

過労のため、先月中旬から静養していた自衛隊制服組トップの吉田圭秀統合幕僚長が11日、およそ1か月ぶりに公務に復帰しました。

吉田圭秀統合幕僚長(61)は、先月15日に発熱などの体調不良を訴えて入院し、先月27日に退院したあとも自宅で静養を続けていました。

防衛省によりますと、体調が回復したとして、11日、公務に復帰したということです。

統合幕僚長は、防衛大臣を補佐するとともに、部隊を実質的に指揮する役割も担っていますが、防衛省は、静養中は統合幕僚副長が代わりに職務を行っていたため、支障はなかったとしています。