東名高速 助手席から男性転落 後続の車にはねられ死亡 愛知

10日夜、愛知県豊田市の東名高速道路を走っていた車から男性が転落し、後続の車にはねられて死亡しました。警察は事故の状況などを詳しく調べています。

10日午後8時20分ごろ、豊田市千足町の東名高速道路の下り車線を走っていた車に乗っていた人から「中央分離帯に人が倒れている」と警察に通報がありました。

警察がかけつけたところ、現場には複数の車が止まっていて、このうちの1台が高速道路を走行中、助手席から、愛知県豊川市の25歳の男性が転落し、後続の車にはねられたことがわかったということです。

男性は病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡しました。

警察によりますと、男性は父親と母親、それに妹の家族4人で車に乗っていて、警察は家族から事情を聴くとともに後続の車の運転手などにも話を聞いて、事故の状況などを詳しく調べています。

この事故の影響で東名高速道路は豊田インターチェンジと東名三好インターチェンジの間の下り線が3時間近くにわたって通行止めとなりました。