気仙沼 東日本大震災の支援へ感謝と能登への思い届ける明かり

東日本大震災の発生から3月11日で13年になるのを前に、宮城県気仙沼市の伝承施設では、当時の支援への感謝や能登半島地震の被災地への追悼の思いを届ける明かりがともされました。

津波が4階まで押し寄せた気仙沼向洋高校の旧校舎は、東日本大震災の記憶や教訓を伝える震災遺構として公開されていて、3月11日で発生から13年になるのを前に、10日は特別に夜間も開かれています。

このうち、施設の中庭では、当時、全国から支援を受けたことへの感謝や、元日に発生した能登半島地震の被災地に向けて追悼などの思いを届ける明かりがともされました。

大小合わせておよそ2000個のLEDなどの電球がハートに翼が生えた形に並べられたほか、その両脇にはそれぞれの震災の発生日の文字もつくられていて、点灯されると集まった人たちがスマートフォンで撮影するなどしていました。