立民 岡田氏“自民下村氏 出席意向”速やかな政倫審開催求める

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、立憲民主党の岡田幹事長は下村元政務調査会長は衆議院政治倫理審査会に出席する意向を示しているとして、速やかな開催を求めました。

今回の問題で、安倍派で事務総長を務めた下村元政務調査会長は先週、立憲民主党など野党3党からの申し入れに対し、「衆議院政治倫理審査会に出席する意思はあり、党と相談する」などと回答しました。

これについて、立憲民主党の岡田幹事長は長崎県対馬市で記者団に対し、「本人は出ると言っているので、いつ出るではなく、すぐに出てもらいたい。出られない事情があるなら、自民党がブロックしているとしか思えない」と述べ、審査会の速やかな開催を求めました。

その上で、「下村氏は安倍派で行われていた所属議員へのパーティー収入のキックバックを再開することになった経緯を知るキーパーソンであることは間違いない」と指摘しました。

一方、次の衆議院選挙の時期について、「最終的には岸田総理大臣が決める話なので誰にもわからない。ただ、私は『総裁選挙をにらめば、それまでに解散する可能性が高い』と1年前から申し上げていて、その考えに変わりなく、今国会中だと思う」と述べました。