公明 石井幹事長 “衆院選 ことし秋の可能性高い” 民放番組で

公明党の石井幹事長は今月6日に収録し、10日に放送されたBSテレ東の「NIKKEI 日曜サロン」で、自民党の派閥の政治資金をめぐる問題について、「意図的に収支を隠し、いわば裏金化していたことは、政治資金規正法の趣旨から外れたもので言語道断だ」と批判しました。

一方、次の衆議院選挙の時期について、ことし秋に自民党の総裁選挙が予定されていることに触れた上で、「選挙で選ばれた総裁は非常に支持率が高くなるということがある。総裁選挙のあと、ことしの秋が一番可能性が高いのではないか」と述べました。

次の衆議院選挙の時期をめぐって、公明党では先に山口代表が「信頼を回復するトレンドを作り出さないかぎり、解散はすべきではない」と述べるなど、早期の実施に慎重な意見が相次いでいます。