バドミントンフランスOP 山口茜が決勝進出 女子シングルス

バドミントンのフランスオープンは9日、各種目の準決勝が行われ、女子シングルスで世界ランキング4位の山口茜選手が中国の選手にゲームカウント2対1で競り勝ち、決勝に進みました。

フランスオープンはパリオリンピックの出場権をかけたポイントレースの対象大会で、オリンピックに向けて新設されたパリ市内の会場で今月5日から行われています。

9日は各種目の準決勝が行われ、ことし1月に右足のけがから復帰した女子シングルスの山口選手は、東京オリンピックの金メダリストで世界2位の中国の陳雨菲選手と対戦しました。

山口選手は序盤から相手の動きの逆を突くスマッシュやネット際の巧みなショットで優位に試合を進めて、21対15で第1ゲームを取りました。

このあと、第2ゲームを落としましたが、最終の第3ゲームではシャトルを拾い続ける粘り強さが光るなど終盤の勝負どころで上回り、22対20で取ってゲームカウント2対1で競り勝ちました。

山口選手は決勝で去年9月の香港オープン以来の優勝を目指します。