立民 泉代表 “政倫審 すべての関係議員が出席し弁明すべき”

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、立憲民主党の泉代表は、すべての関係議員がみずからの判断で政治倫理審査会に出席し、弁明すべきだという考えを重ねて示しました。

今回の問題を受けて衆議院では先週、岸田総理大臣と、安倍派と二階派の事務総長を務めた5人が出席して政治倫理審査会が開かれたほか、参議院では、来週後半に審査会を開く方向で調整が行われています。

これについて立憲民主党の泉代表は、京都市で記者会見し「われわれは参議院で32人、衆議院でも51人の関係議員全員の出席を求めている。いまだに自民党のほうで出席をブロックしているのではないかと見えるので、自分自身で説明してもらいたい」と述べました。

一方、去年開かれた自民党の若手議員らの懇親会に、複数の女性ダンサーが招かれたなどと報じられ、出席していた自民党の青年局長らが辞任したことについて、「そんな催しが政党として行われることが考えられない。誰も止めなかったことも含め、今の自民党の体質は腐っている」と批判しました。