盛山文科相 職責果たす考え強調 旧統一教会から選挙支援の指摘

盛山文部科学大臣は、旧統一教会側から選挙の支援を受けたなどと指摘されていることについて、衆議院文部科学委員会で「国会でのご指摘を重く受け止め、しっかりと取り組んでいく」と述べ、引き続き職責を果たしていく考えを重ねて強調しました。

盛山文部科学大臣は、前回、2021年の衆議院選挙の際、旧統一教会の関連団体から推薦状を受け取り、選挙の支援を受けたなどと指摘されています。

8日の衆議院文部科学委員会で、盛山大臣は所信の聴取に先立ち「おととしの夏、旧統一教会関連団体の問題が取り上げられて以降、教団およびその関係団体との関係を断つことを徹底してきた。大臣就任後は教団への解散命令請求を行うとともに特例法に基づく指定宗教法人の公示もきのう行ったところだ」と説明しました。

そのうえで「国会でのご指摘を重く受け止め、引き続き教団の被害者救済も含めてしっかりと取り組んでいく」と述べ、引き続き職責を果たしていく考えを重ねて強調しました。