メッツ 藤浪晋太郎 オープン戦に移籍後初の登板で三者凡退

大リーグ、メッツの藤浪晋太郎投手が移籍後初めてオープン戦に登板し、1イニングを三者凡退として状態のよさをアピールしました。

今シーズンFA=フリーエージェントでメッツに移籍した藤浪投手は7日、フロリダ州ポートセントルーシーで行われたナショナルズとのオープン戦で、3対1と2点リードの7回からマウンドに上がりました。

藤浪投手は先頭バッターを152キロのストレートでショートゴロに打ち取ると、続くバッターも151キロのストレートでレフトフライ、最後も150キロのストレートでセカンドゴロに打ち取り、三者凡退としました。

藤浪投手はこれが初の実戦で、1イニング10球を投げて無失点に抑え、状態のよさをアピールしました。

ストレートの球速はいずれも150キロから152キロで、藤浪投手としては抑え気味でしたが、「球速は出そうと思えばいつでも出せるので、力まずに慎重に、丁寧に丁寧に入った。力任せに投げないことを課題にしていて、きょうはマウンドで表現できた。球速はこれから開幕に向けて少しずつ出して行ければと思う」と、初登板の内容に満足している様子でした。