東京 浅草 大地震が発生して外国人が帰宅困難想定の対応訓練

多くの外国人観光客が訪れる東京 浅草で、大地震が発生して多くの外国人が帰宅困難になったことを想定した対応訓練が行われました。

これは東日本大震災で多くの帰宅困難者が出たことを教訓に、土産物店や飲食店でつくる「浅草観光連盟」が震災の翌年から毎年行っています。

震度6強の揺れを観測する地震が発生し、公共交通機関などがマヒしたという想定で、警察や消防、住民合わせて600人余りと、近くの日本語学校に通う留学生180人ほどが参加しました。

観光連盟は災害時、学校から可能な範囲で避難誘導などに協力してもらえることを申し合わせていて、訓練では留学生が英語やタイ語で冷静に行動するよう帰宅困難者役の学生に呼びかけていました。

そして、水や非常食を備蓄している区内の一時滞在施設に誘導していました。

浅草寺によりますと、土日など多いときには周辺に8万人の人出があることに加え、災害時、区内の帰宅困難者は10万8000人と想定され、民間の協力も得た一時滞在施設の確保が課題になっています。

台東区危機・災害対策課の近藤敏行係長は「災害時には不要不急の外出をやめ、建物内にいる場合はとどまることが重要だと周知していきたい」と話していました。

「浅草観光連盟」の冨士滋美会長は「災害時は落ち着いて行動することが大切です。地域全体で防災意識を高めたい」と話していました。