ゼレンスキー大統領 オデーサ視察時 ロシアの攻撃で爆発起きる

ウクライナメディアなどによりますと、ゼレンスキー大統領が6日、ギリシャのミツォタキス首相と南部の都市オデーサの港を視察した際、ロシア軍のミサイル攻撃があり、大きな爆発が起きました。

ギリシャメディアは、ミサイルが着弾した場所はギリシャ代表団の車列から150メートルほどの距離だったと伝えています。

両首脳にけがはありませんでしたが、共同会見でゼレンスキー大統領は攻撃によって死傷者が出たことを明らかにしたうえで、「兵士、市民、さらに外国からのゲストであろうと気にしない」とロシアを強く非難しました。

また、ミツォタキス首相は「車に乗り込もうとしたとき、大きな爆発音が聞こえた。ここで戦争が続いていることを身をもって感じた。日々戦争が起きていて、罪のない人々へも影響を及ぼしている」と述べ、ウクライナを支援していく考えを示しました。

オデーサでは、3月2日には無人機による攻撃で集合住宅が被害を受け、子ども5人を含む市民12人が亡くなるなど、ロシア軍の攻撃が続いてます。