沖縄 天然記念物の宮古馬に赤ちゃん誕生

沖縄県の天然記念物に指定され、宮古島に46頭しかいない宮古馬に赤ちゃんが誕生し、関係者を喜ばせています。

赤ちゃんが誕生したのは宮古島市平良の荷川取牧場です。

この牧場では宮古馬を保存し殖やすことに取り組んでいて、現在、30頭を飼育しています。

4日早朝、牧場のスタッフが生まれた赤ちゃんに母馬が寄り添っているのを見つけました。

午前1時から2時ごろに生まれたと見られるということです。

赤ちゃんはメスで、午後には母馬の周りをたどたどしい足取りで歩き回ったり、お乳を飲んだりして元気な様子を見せていました。

牧場スタッフの女性は「この牧場での赤ちゃんの誕生は5年ぶりです。宮古馬は国内の在来馬のなかでは下から2番目に頭数が少ないので、これを機に毎年産まれてくればいいと思います」と話していました。