食品見本市 日本での販路拡大を目指し台湾から多くの出展 東京

世界各地の食品を集めた大規模な見本市が都内で始まり、中国政府が台湾産の多くの食品に禁輸措置を行うなか、日本での販路の拡大を目指して台湾から多くの企業や自治体が出展しています。

この食品見本市「FOODEX JAPAN」は食品業界などを対象に毎年開かれているもので、東京 江東区の東京ビッグサイトで、5日から始まりました。

世界各地からおよそ2800余りの企業や団体が出展していて、台湾からはこれまでで最も多いあわせて178の企業や自治体が出展しています。

このうち今回初めて出展した中部・南投県のブースでは特産のお茶やバナナを使ったスナック菓子を紹介していました。

南投県の担当者は「日本人は健康志向が高く、とても魅力的な市場だと思う」と話していました。

また同じく初めて出展した南部・屏東県のレモンジュースの企業の担当者は「中国の市場は大きいが、政治の影響を受けやすい。今後は日本で販売したい」と話していました。

中国政府は、台湾が民進党の蔡英文政権になって以降、台湾食品の禁輸措置を頻繁に行うようになっています。

日本と台湾の貿易促進などに取り組んでいる「台湾貿易センター」によりますと、リスクの分散を図ろうと日本での売り込みを進める台湾の企業や自治体が増えているということで、今後もこうしたイベントなどを通じて日本での市場拡大につなげたいとしています。