結婚式場で集団食中毒 食事した39人からノロウイルス検出

東京・港区の結婚式場で2月に行われた披露宴などで食事をした39人が下痢などの症状を訴え、ノロウイルスが検出されたことから、港区は提供された食事が原因の集団食中毒と断定し、5日から6日間の営業停止処分にしました。

営業停止の処分を受けたのは港区の結婚式場「旧石丸邸ガーデンテラス広尾」です。

都によりますと、先月17日にこの結婚式場で行われた披露宴や2次会に参加したあわせて39人が、下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち複数の人からノロウイルスが検出されたということです。

このため区は提供された食事が原因の集団食中毒と断定し、この結婚式場を5日から6日間の営業停止処分としました。

都によりますと、提供された食事のうち何が原因かはわかっていないということで、保健所が調査を続けています。

都は、ノロウイルスは毎年、冬に多く発生することから調理や食事の前にきちんと手を洗うことや食品を十分に洗うなど注意を呼びかけています。