石川県などに寄せられた義援金 350億円超に

能登半島地震を受けて石川県などに寄せられた義援金が、4日の時点で350億円を超えました。

石川県によりますと、能登半島地震を受けて県に寄せられた義援金は、4日の時点で200億3000万円余りとなりました。

また、日本赤十字社石川県支部には145億円余り、石川県共同募金会には8億5000万円余りがそれぞれ寄せられています。

合わせると350億円を超え、353億9132万円となっています。

石川県は先月1日、
▽住宅が全壊した世帯に20万円
▽半壊の世帯に程度に応じて5万円から15万円
▽特に被害の大きかった6つの市と町のすべての住民に1人当たり5万円などとする配分を決め、申請を受け付けています。

義援金の総額は当時の2倍余りに増加していて、県は今後、有識者などを交えた委員会を再び開いて追加の配分について検討することにしています。