県営プールでの水着撮影会 事業者側への許可条件まとまる 埼玉

去年、明確なルールがないまま一律に中止要請がされたことで混乱した埼玉県の県営プールでの水着撮影会について、県公園緑地協会は、18歳未満のモデルや参加者を入場させないなど事業者側に求める新たな許可条件をまとめ、5日、公表しました。

埼玉県の県営公園のプールでの水着撮影会をめぐっては、去年6月、管理する県公園緑地協会が開催の許可条件を満たしていないとして一律に中止を要請しましたが、明確なルールがないままの要請は適切でなかったとして県から指導を受けていました。

県公園緑地協会は学識経験者などからなる検討会からの提言を踏まえ、5日、撮影会を行う事業者に対する許可条件をまとめました。

それによりますと、出演するモデルと撮影会への参加者ともに18歳未満の入場を禁止するとしています。

また、過激な水着やポーズなども禁止し、極端に肌の露出が多いものなど具体例をイラストで示しています。

埼玉県公園緑地協会の関口恵介常務理事は「検討会の議論を踏まえて、これまでにあいまいだった部分を明確に示しているので、事業者の皆さんにはルールをしっかり守っていただきたい」と話しています。