下村元政調会長に“政倫審 党として出席促さず”森山総務会長

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で下村元政務調査会長が政治倫理審査会が開催されれば出席して説明責任を果たしたいとしていることについて、森山総務会長は審査会はみずから申し出るもので党として出席を促すことはないという考えを示しました。

今回の問題で、安倍派の事務総長を務めた下村元政務調査会長は自身のSNSなどで、今後、審査会が開催されれば、党と相談して出席し、説明責任を果たしたいという考えを明らかにしました。

これについて森山総務会長は記者会見で「審査会は本人からの申し出がなされてはじめて始動する。党として出席を要請することは規程上なじまない」と述べ、党として出席を促すことはないという考えを示しました。

また、関係議員の処分の時期については「今月17日の党大会までに一定の整理がつけば一番いいことではないかと個人的に思っている」と述べました。